事業承継計画の策定
- 経営者の意思を具現化
- 5年以上の長期計画を練り、財産権と経営権を分断した承継対策、円滑な事業の承継をサポート。
大切に経営した企業を次のフェーズへ
ご自身の意思を具現化するための後継者・自社株対策
長年に渡り経営されてきた企業から引退し、次世代に引き継ごうとする際に多く問題となるのが後継者の問題、そして自社株式の問題です。
トップマネジメントとして能力を発揮するための後継者育成には5年から10年かかると言われています。2021年版中小企業白書によると2020年の経営者年齢の多い層は60歳~74歳。経営者の平均退職年齢が70歳程度であることを考えると、事業承継は喫緊の課題と言えます。
しかし、後継者が不在と答えた中小企業経営者は60代では約半数となる48.2%、80代でも31.8%と、実際には中小企業の多くが後継者不足だと考えられます。
また後継者という人材面で不安がなくなったとしても、事業承継においては自社株の引継という問題があります。優良な企業であればあるほど自社株の評価は高くなってしまい、相続・贈与・譲渡といった自社株の移転に伴うコストが高額となってしまいます。
計画段階から株価対策、自社株の移転スキームの検討、種類株式・属人的株式の活用、民事信託・商事信託の 活用をからめ、財産権と経営権を分断した承継対策、円滑な事業の承継のサポートをいたします。
また、後継者不在の場合にはM&A等を視野に入れた総合的なサポートを実施します。
後継者の選定から育成まで一括してアドバイス
条件を満たすと、株式に係る相続税・贈与税が
全額納税猶予される場合があります
A社の100%株主であり、現経営者である甲氏は、現在のA社の業況は一時的に悪いものの新製品の開発が順調なことから、近い将来において十分に回復するものと考えています。
そこで甲氏は後継者である子に会社の株式を贈与することとします。
その結果、将来の相続発生時にA社の財務状況が好転していたとしても贈与次の低い評価にて重要な資産の承継を行えました。