育児・介護休業法の改正により、
2022年10月1日から産後パパ育休が施行されました。
産後パパ育休（出生時育児休業）は男性版の産休と言われています。
子どもが生まれた直後の時期に柔軟に育児休業が取得できるよう、
創設されました。

原則休業の2週間前までに申し出ることで、
出生後8週間以内に4週間までの休暇を取得できます。
また、子が1歳になるまでの育児休業を分割して2回取得することが可能となり、
夫婦間で取得時期をずらして育休を交代するなど柔軟に働き方、
休み方を実現できるようになりました。

背景には少子化対策として出生率を上げるためもありますが、
父親が育児に参加することで、母親の産後鬱の予防になる、
子どもの発育への良い影響も考えられるそうです。

日本の男性育児休業取得率は上昇傾向にはありますが、女性に比べて低い水準です。

制度が変わっていくとともに、男性も育児休業を取りやすい、
育児休業を取るのが当たり前という風土へ変わっていくのかもしれません。

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