私の時代から変わらず、
今でも1学期の終業式には、小さい子供たちが小学校で育てた朝顔の鉢を
重そうに抱えながら帰宅する光景を目にします。
我家の長女も大切そうに持って帰ってきた朝顔、
毎日、水やりをしてきれいな花を何度も咲かせた朝顔、
お盆を過ぎて、花びらは枯れ落ちてしまい、もう咲きそうにない朝顔、
花びらが枯れ落ちた先端(子房)が大きく膨らみ茶色くなった朝顔、
が、
今朝、ひび割れた先から黒い種が顔を出していました。
娘に早速報告すると、
「私が小学校で蒔いた種と一緒だ!」
「緊急事態、緊急事態、ママ!」
と大切そうに小さな種を手のひらに乗せて報告していました。
当たり前に思えていた自然のサイクルが、娘の目には世紀の発見のように思えたのかもしれません。
娘のあまりに真っすぐな感動の言葉を耳にして
娘には、まだまだこれから先たくさんの発見があるんだろうと感じいり
少し胸が熱くなり勇気を貰えた朝でした。
水品