「人材開発支援助成金」とは、
事業主が労働者に対して訓練を実施した場合に、
訓練経費や訓練期間中の賃金の一部等を助成する制度です。
令和5年4月1日から制度の見直しが行われました。
人材開発支援助成金は、
その内容によって複数のコースに分かれていました。
このうち、特定訓練コース・ 一般訓練コース・特別育成訓練コースの3コースが統合され、
「人材育成支援コース」が創設されました。
この「人材育成支援コース」の中に、人材育成訓練、認定実習併用職業訓練、有期実習型訓練があり、
例えば、人材育成訓練は、職務に関連した知識や技能を習得させるために、
OFF-JTを10時間以上行った場合に助成金が支給されます。
また、今年度より「生産性要件」が廃止され、「賃金要件」、「資格等手当要件」が新設されました。
そのため、「賃金要件」または「資格等手当要件」のいずれかを満たした場合は、
別途申請を行うことで、訓練経費についてはプラス15%等の加算分が追加で受給することができます。
厚生労働省HP
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html
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